悪徳業者の四か条

悪徳業者の四箇条

 悪徳業者の目的は、お金儲けです。水道修理業者のマグネット広告に、「水のトラブル3000円~」などと書いてあっても安いと思ってはいけません。「3000円」というところではなく、「~」のところがポイントです。3000円で直すわけではなく、あくまでも最低金額が3000円ということです。訪問見積もりを依頼したら平気で5万円や10万円などの見積もりを提示してきます。いくらマグネット広告に3000円と書いてあったと言っても、それは最低金額であってこの修理は難しいので高くなりますと言われます。予想外に高くて修理を依頼したくないのであれば帰ってもらえば済む話なのですが、酷い業者だと居座られたり嫌味を言われたりすることがあるのでご注意ください。

 トイレつまり修理の見積もりでは、悪徳業者は絶えず便器丸ごと交換やトイレのリフォームを勧めてきます。便器を交換しなければ直らない詰まりなんてほぼありえません。便器を交換しなければならない、という説明があった場合気を付けないといけません。もちろんお客様が望んでトイレのリフォームを依頼するのであれば問題ありませんが、トイレのつまりで困っているときに業者に急かされて契約するのはよくありません。そのような業者の場合、便器交換の料金自体が他社や相場と比べて割高であることが多いです。一般的には、リフォームを依頼するなら緊急水道修理業者ではなく大きめのリフォーム会社に依頼する方がいいです。

 水道修理の場合、電話やメールでの問い合わせの時点では料金や修理内容が確定していないことが多いので、訪問販売にあたります。そして、訪問販売に対しては契約後、または必要な説明や書面の交付があった後から一定の期間内であればクーリングオフを使えます。簡単に言うと契約を無かったことにするという意味ですが、水道修理の場合も使えます。

 トイレのつまりを抜いてもらった後や蛇口を交換してもらった後に契約を無かったことにする、と言っても、実際直してもらったのにそんなことが可能なのか、とかキャンセル料がかかるのではないか、と普通の感覚だと思ってしまいますよね。しかし、クーリングオフをしてキャンセル料がかかったり、元に戻す復旧作業料金がかかったりすることは通常ありません。返品のための送料や手数料も請求してはいけないことになっています。例えばトイレのつまりをポンプなどで除去してもらったのであれば、商品を受け取ったりはしていないので何も返したり元に戻してもらったりする必要はないのです。蛇口の交換の場合は、新しい蛇口は返さなければいけませんが、お客様の古い蛇口を元に戻すのは無料でしてもらえます。

 しかし、悪徳業者はクーリングオフについても嘘を言います。まず悪徳業者からクーリングオフの説明はしません。お客様側から聞くと、この場合は適用できない、とかやってもキャンセル料がかかる、とかキャンセルしたら蛇口は分解したまま帰るだなどと、嘘を言ったり脅しのようなことを言ったりしてクーリングオフを妨害しようとします。ですが、訪問してきた業者と現地で料金や修理内容について取り決めて契約した場合、一般的にはクーリングオフが使えることが多いので諦めないでください。一定期間が過ぎた後であっても、業者から法的に適切な書面の交付を受けていなかったり嘘や脅しによってクーリングオフができていないのであればまだクーリングオフができるかもしれません。トラブルの際は弁護士等の専門家への相談もご検討ください。

 水回りの修理を依頼するときには、修理保証の内容をよく確認しなければなりません。悪徳業者の場合はもちろん保証は一切ありません。修理が不十分ですぐに再び水漏れしたとしても、むしろまたお金を取れるチャンスだと考えるくらいです。こればかりは事が起きてからしかわからないことなので注意するのも難しいですが、やはり見積もり時の対応や作業時の対応があまり良くない業者は、アフターフォローもお粗末であることが多いです。見積もりを依頼するときは、保証の内容についてもしっかり確認するといいです。保証があると言っていても、具体的に何年の保証なのか、どのような再故障は保証内なのかなどが明確に答えられない場合、保証は無いと考えた方がいいでしょう。

タイトルとURLをコピーしました